Amazon Fire TV Stickが勝手に再起動する問題を修理したメモ
Fire TV Stickの熱暴走が原因と思われる問題をグリス塗って直したメモ
Fire TV Stickが勝手に再起動する問題
2018年に買った第2世代のFire TV Stickが最近、立ち上げるとすぐに勝手に再起動する様になってしまいました……
残念ながら返品・交換期間も既に切れている状態だったので自分で修理にトライした備忘録です。
『工場出荷時の設定へのリセット』をトライするが途中で落ちる
まずネットで調べて最初に試したのは『工場出荷時の設定へのリセット』です。
※リモコンの『戻るボタン』と『方向キーの右側』を同時長押しするやつです。
Amazon.co.jp ヘルプ: Fire TV端末を工場出荷時の設定にリセットする
大抵の問題はこれで直るとのことでしたが、そもそも初期化作業の途中で落ちるという状態になってしまっており、この方法では解決できませんでした……
分解してCPUグリスをてんこ盛りにする方法
その後、色々調べて最終的に行き着いたのはYouTubeの動画で見つけた『本体を分解して、放熱板にCPUグリスをてんこ盛りにする』という方法でした。
かなりの荒業な気もしますが保証期間も切れてるし、これで直ればラッキー的な感じで挑戦してみることに。
Fire TV Stickの本体はカバーが1つもネジ止めされておらず、ツメで引っ掛けて固定されているだけなので、カバーの隙間にマイナスドライバーを入れて少しずつこじ開けていけば破損することなく分解することができました。
画像2
あとは放熱板にグリスを塗って元通りにすれば、元通り使えるようになりました。
※ちなみに何故かカバーを開いた状態では起動しなかったです
原因はおそらく熱暴走
グリスを塗る方法で再び使えるようになったFire TV Stickですが、今後も継続して使えるのかどうかは正直分かりません。
今回の問題が起きるまであまり意識したことはなかったのですがFire TV Stickはかなり熱暴走しやすい製品らしく、ヒートシンクを外付けするみたいな方法もあるみたいです。